伊豆下田「あじさい祭り」の隠れたおすすめスポット紹介。

梅雨の風物詩として、多くの人々を魅了する紫陽花。
伊豆下田市の「下田公園」では、毎年6月に「あじさい祭り」が開催され、日本一とも言われる約300万輪の紫陽花が咲き誇ります。
初めて訪れる方のために、見どころや開催情報、アクセス、駐車場情報などを詳しくご紹介します。
Contents。
あじさい祭りとは?
開催期間と場所
開催期間:2025年6月1日(土)~6月30日(日)
開催場所:静岡県下田市3丁目 下田公園
下田公園は標高約70メートルの小高い丘にあり、広大な敷地内に紫陽花が咲き誇ります。
海を望む景色とともに、カラフルな紫陽花を楽しめるのが特徴です。
見どころ
圧巻の紫陽花の群生
約100種類、総数300万輪の紫陽花が咲き誇る光景は、日本最大級の規模です。
「カシワバアジサイ」「ウズアジサイ」「アナベル」など、多種多様な紫陽花を楽しめます。
種類ごとに異なる形や色合いがあり、園内を歩きながら変化に富んだ風景を堪能できます。
また、開花の時期によって色の移り変わりが楽しめるのも魅力。梅雨入り直後の淡い色合いから、6月中旬には深い青や紫が目立ち、月末にはピンクや白の花が際立つエリアもあります。
特に、夕暮れ時の紫陽花は、幻想的な雰囲気を醸し出し、写真映えすること間違いなしです。
海と紫陽花の絶景コラボ
公園の丘からは、下田港や太平洋の絶景を望むことができます。
特に、青や紫の紫陽花と青い海のコントラストは必見です。風が吹くたびに花々が揺れ、海の波とシンクロするような光景が広がります。
また、晴れた日には伊豆七島まで見渡せるスポットもあり、まるで絵画のような美しさ。
雨の日には、しっとりと濡れた紫陽花がより一層鮮やかに映え、異なる雰囲気を楽しめます。
公園内にはいくつかの展望台があるので、時間帯を変えて訪れるのもおすすめです。
隠れたフォトスポット
公式サイトには載っていないおすすめのスポットもあります。
話題になっているのが、以下のポイントです。
- 展望デッキ:公園の高台から、海と紫陽花が一望できるポイント。特に朝方や夕方は光の加減で紫陽花が美しく輝きます。
- 紫陽花のトンネル:遊歩道の一部には、紫陽花がアーチ状に咲き誇るスポットも。満開時には紫陽花のカーテンのようになり、幻想的な雰囲気に包まれます。
- ペリー艦隊来航記念碑エリア:歴史と自然が融合したエリアで、紫陽花とのコラボレーションが美しい。記念碑の背景に咲き誇る紫陽花は、和と洋が混ざり合った不思議な魅力を放ちます。
- 幸福稲荷(こうふくいなり)周辺:赤い鳥居と紫陽花のコントラストが美しく、訪れる人も比較的少ないため、静かな雰囲気の中で写真撮影や散策を楽しめます。
- 開国記念碑とカーター記念碑付近:ハリス領事とペリー提督の肖像が刻まれた開国記念碑や、ジミー・カーター元大統領の訪問を記念した石碑と紫陽花の組み合わせが独特の趣を感じさせます。
- 展望台からの眺望:紫陽花越しに下田港や市街地を一望できるスポット。特に朝や夕方の時間帯は、幻想的な景色が広がり、訪れる人も少ないため、ゆっくりと景観を楽しめます。
このように、下田公園の紫陽花は、場所ごとに異なる景観を楽しめるのが魅力。
訪れるたびに新たな発見があることでしょう。
期間中のイベント
下田太鼓の実演
週末には、地元の伝統芸能「下田太鼓」の演奏が行われます。
力強い太鼓の音色が、公園に響き渡ります。
物産展・露店
公園内や開国広場では、地元特産品の販売や飲食店の出店もあります。
下田の新鮮な海産物やスイーツを楽しめるのも、祭りの魅力の一つです。
アクセスと駐車場情報
公共交通機関でのアクセス
最寄り駅は伊豆急行「伊豆急下田駅」。駅から下田公園までは徒歩約15分とアクセスしやすいです。
期間中はバスの運行もあります。
駐車場情報
あじさい祭りの期間中、下田公園内への車両の乗り入れは禁止されています。
以下の駐車場を利用しましょう。
ペリーロード駐車場
- 収容台数:約70台
- 料金:1回600円
- 下田公園正面入口に近く、アクセスしやすい。
臨時駐車場
- ペリー艦隊来航記念碑前に設置される臨時駐車場。
- 台数に限りがあるため、早めの到着が推奨されます。
予約制駐車場
事前予約が可能な駐車場もあるため、確実に駐車したい方は利用を検討すると良いでしょう。
まとめ
伊豆下田の「あじさい祭り」は、圧巻の紫陽花と絶景を楽しめるイベントです。
期間中には太鼓の実演や物産展などもあり、見どころが満載。アクセスや駐車場情報をチェックして、ぜひ訪れてみてください!