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4ndと4thの大きな違いを知っておこう。

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「4nd」という表記。

実は、正しい序数表記は「4th」であり、「4nd」は誤りです。

なぜ「4th」が正しく、なぜ「4nd」という誤表記が生まれてしまうのか。

この記事では、英語の序数表記の基本ルールや、よくあるミスの背景、具体的な例文やおすすめの学習ツールなどを紹介し、正しい表記をマスターするためのヒントをお届けします。

1. 英語の序数表記の基本ルール

英語で日付や順序を表す場合、序数(ordinal numbers)の表記が必要となります。
基本的なルールは以下の通りです。

  • 1 → 1st
    「first」の略で、「st」が使われます。
  • 2 → 2nd
    「second」の略で、「nd」が使われます。
  • 3 → 3rd
    「third」の略で、「rd」が使われます。
  • 4以上は基本的に「th」
    4は「fourth」、5は「fifth」、6は「sixth」…という具合に、多くの数字は「th」を接尾辞として付けます。

つまり、「4」は「fourth」になるため「4th」と表記するのが正しいのです。

2. なぜ「4nd」は誤りなのか?

「nd」という接尾辞は、数字が2で終わる場合にのみ適用されるルールに基づいています。
例えば、2nd、22nd、32ndなど、数字の末尾が2の場合に「nd」が使われます。

一方、4は「2」ではなく、「four」の発音・綴りから、正しくは「th」を使います。

 

ここで、以下のポイントを確認しましょう。

2-1. 数字の末尾の規則

英語の序数表記では、数字の末尾が以下のようになります。

  • 1 → st
  • 2 → nd
  • 3 → rd
  • 4, 5, 6, 7, 8, 9, 0 → th

また、11, 12, 13は例外で「11th, 12th, 13th」となり、末尾の数字に関係なく「th」が用いられます。
そのため、「4nd」という表記は、末尾が「2」に当てはまる場合の「nd」の法則を誤って適用した結果です。

2-2. よくある間違いの背景

多くの場合、英語に不慣れな学習者が、1, 2, 3といった先行する序数(1st, 2nd, 3rd)に習熟していくうちに、「nd」や「rd」といった接尾辞を他の数字にも当てはめてしまうことがあります。
特にオンラインチャットやメール、SNSなどカジュアルな文脈では、スペルミスが見られることが多く、結果として「4nd」と誤記されることがあります。

また、コンピュータの自動補完機能や、入力時の誤変換により「4th」ではなく「4nd」と入力されるケースもあるため、注意が必要です。

3. 具体例で確認しよう

正しい表記と間違った表記の例を具体的に見てみましょう。

3-1. 正しい例:日付表記

  • 正しい: Today is April 4th.
    (「4th」と表記し、正しく「fourth」を表現しています。)
  • 誤り: Today is April 4nd.
    (「4nd」と書くと、文法的に不自然であり、誤解を招く恐れがあります。)

3-2. ショッピングサイトの例

オンラインショッピングサイトやレビュー記事などでも、商品の説明に数字が含まれる場合があります。

たとえば、あるTシャツのサイズ表記や限定モデルの名前で「4th Anniversary Edition(第4回記念エディション)」と表記される場合、正しくは「4th」が使われるべきです。

仮に「4nd Anniversary Edition」と記載されていたとしたら、ブランドの信頼性や品質にも疑問を感じさせる可能性があるため、正確な表記が求められます。

3-3. 学習教材の例

語学学習者向けの教材や辞書アプリでは、序数表記のルールが詳しく解説されています。
これらの教材では、正しいルールとして「4th」を採用しており、誤った表記が混在することはありません。こうした正確な情報源を参考にすることは、学習者にとって大きな助けとなります。

4. 英語学習におすすめのツールと商品

ここでは、序数表記の確認や英語学習に役立つ具体的なツールや商品もご紹介します。

4-1. オンライン辞書・学習アプリ

  • Oxford Learner’s Dictionaries
    信頼性の高い辞書サイトで、正しい序数表記を確認できます。
  • Cambridge Dictionary
    こちらも英語表記のルールが丁寧に説明されており、序数やその他の文法事項を確認できます。

4-2. Grammarly Premium

英語の文章作成時に、文法やスペルの誤りを自動でチェックしてくれるツールです。

特に、序数表記のミスも検出できるので、英語での文書作成に自信を持ちたい方におすすめです。
価格は月額制ですが、ライティングを頻繁に行う方にはコストパフォーマンスも高いと言えるでしょう。

4-3. 英語学習書

「English Grammar in Use」など、信頼性のある学習書を使って、序数表記のルールを復習するのも効果的です。

実際の例文や練習問題が豊富に掲載されているため、理解を深めるのに役立ちます。

5. 4ndと4thの違いを日常に活かす

正しい序数表記を使うことは、文章の信頼性やプロフェッショナリズムにもつながります。

たとえば、ビジネスメールやプレゼン資料、ブログ記事などで正確な表記をすることで、読む側に良い印象を与えることができます。

また、SNSやブログ、ウェブサイトなどで「4nd」と誤って表記してしまうと、検索エンジンでの評価や読者の信頼度にも影響する可能性があるため、注意が必要です。

正しい知識を身につけ、常に「4th」と表記する習慣をつけましょう。

さらに、正しい表記を意識することで、英語学習全般においても自信がつき、他の文法事項にも注意を払えるようになります。

たとえば、数字の順序や日付の書き方、さらには他の序数(21st、22nd、23rdなど)の理解も深まることでしょう。

6. まとめ

今回の記事では、英語の序数表記における「4nd」と「4th」の大きな違いについて解説しました。

正しい序数表記は、一見些細なことですが、グローバルなコミュニケーションやビジネスシーンにおいては非常に重要です。

今後、メールやレポート、ブログ記事などで「4nd」ではなく「4th」と正確に記載するよう心がけることで、あなたの文章はより洗練され、読者からの信頼も高まるでしょう。

 

 

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